出展した高田研のOB飲み会に参加。
今年はAndroidの勢いが凄かったらしいですね。
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展示会で勢いがあっても、それが本当に製品ベースで流行るとは限らないのだけど、
Androidの勢いは本物でしょう。
電機メーカに勤めてるから分かるけど、もうこの流れは止まらない。
iPhone vs Androidという携帯機戦争が勃発しようとしていて、
外野が騒いでいたりするけど *0 、
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その外に広がる広大なデジタル機器の世界では、有力なライバルが居らず、
既に一人勝ちが見えつつあると言っても差し支えないと思う。
それにしても、家電がデジタル主体になりコモディティ化することで設計難度が下がり、
日本のメーカーは主導権を製造コストの安い海外メーカーに奪われ、
急速に力を失っていったのは周知の事実だが、
これからは本当に恐ろしことになる。
組込みソフトウェアの分野においてもコモディティ化が進むことで
デジタル機器への参入障壁が殆どなくなってしまい、
さらに一段厳しい競争に晒されるのだ。
とはいえ、チャンスは変わらずあり、それを掴み取れば生き残るという世の中の仕組み自体には
何の変化もない。この状況をむしろ楽しむべきですな。
ところでAndroidは何が新しかったのかと言うと、実は何も新しくなかったりするのはご存知の通り。
自分も1年前は「なんだ、ただのOSSの寄せ集めか」程度の認識だった。
しかしいざ触ってみると衝撃だったのだね。
あまりに開発の敷居が低く、開発が楽なのだ。
インストールは簡単だし、エミュレータもある、winでもlinuxでもEclipse上で
お手軽にjavaでリッチなアプリが作れる。
それは携帯の世界では当たり前かもしれないけど、
普通の組み込み機器って開発環境を整えるだけで大変だったからねえ。
そしてOSSというのも有り難い。
下周りまで自由にカスタマイズが効くのはメーカーにとって重要だ。
ただの開発者にとってもコードが覗けるのは大変助かる。
ついでに法務的にもライセンスがAndroidひと括りで済むのが大変簡単だ。
まとめると、技術的には新しさはないけど、
リッチなものをイージーにオープンにしたところが新しいのだね。
そう考えると、arduinoやprocessingの成功と同じかも。
いや、新しさがないってのは嘘なんだな。
技術ってのは、不可能を可能にしたり、物事をより簡単に低コストに実現することの総称なんだから、
「誰もが簡単に使えるように纏め上げる」というのが、実は今最も価値の高い技術と言えるかもしれない。
*0 : 私見では、1,2年ではiPhoneの寡占は変わらないだろうけど、5年後はもう分からないのではないかと。ぶっちゃけUIのデキをもっとマシにすれば、AndroidがクローズなiPhoneに負ける要素はない気がするよ。AndroidはPC/AT互換機と同じような勝利を収めるんじゃないのかねえ。ちなみに教授はiPhoneは完全にデファクトを取ってるから、PCに例えるなら今のwindows的立場で、Androidはmacやlinux的立場に落ち着くんじゃないかと予想してました。まあそれが一般的な見方ですな
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都市生活者のイメージってあの頃から(略
昔の会社のヒトとか無駄に出会いが多かったです。またいつかどこかでー。
ハングマンって知らないよ!
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1980-87かあ。実家でドラマ?観た記憶ほとんどないからな。。
>miu
出てたのー!?
今年は大手企業からの来場者も減っていたと言う話ですが、
どんな雰囲気だったんですかねえ。
今の部署だと組込みと殆ど関係ないから、なかなか行きづらいです。