6歳から親の都合で向こうへ行き、そこで直面した気が狂いそうになる体験が書いてある。
そういうのに興味がなくても、話としても抜群に面白いので、読んで損はないと思う。
今までシンボルとして「ユーゴスラビア紛争」は認識していても、それが何を意味するのか、
そこにどんなコンテキストがあるのか、全く理解していなかったし、興味も無かったが、
これを読んだら俄然興味が湧いた。
というより、否が応にも知る必要があると思った、こういう事が起きるメカニズムを。
極東だってそこまで酷くはないけど、第二次世界大戦からの火種は朝鮮半島の分断を中心に残っているしね。
回避できるものは回避できるように、歴史から学べることは学んで損はないのかなと思う。
しかしきっとこういうものは起きてしまえば感情が支配する世界になるから、学習の意味なんて無いのかもしれんのだけどね。
広告抜きのまとめは
http:/
にある。
よく考えたらオーストリアやイタリアのすぐ目と鼻の先でこんな惨劇が繰り広げられていたんだよな。
欧州とは如何に不安定な地域なのかが分かるし、日本が今どれだけ平和なのか、幸せなのかも実感できるよねえ。
関連動画だと以下が勉強になる。
http://www.youtube.com/watch?v=ydUA7w8XGAs
http://www.youtube.com/watch?v=-jR1R3CSFqo
でも買って読むか。