ここ二週間の状態。
平日。6:15起床、水遣り。8時前に出社。
帰宅後、風呂に浸かる。風呂の窓からの虫の音が心地良い。
泥のように就寝。
人生始まって以来の健康的生活。
サマータイムなど気にするつもりはなかったが、
この家は人を早く起こす。
休日。
7時過ぎに目が覚める。
嫁は寝ている。じゃれついても反応はない。
起きる。階段を降り、雨戸を開け、家中の窓を開ける。
爽やかな空気が家屋を駆け抜ける。
レースが旗めく。
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、鳥の囀りが響き渡る。
窓からは森が見える。
時折、改造マフラーのバイクが前を通る。これは残念だ。
長靴を履き、麦藁帽を被り庭に出る。水遣り。
鍬で粘土質の硬い土を解す。
汗が滝のように流れる。
汚れた手足でフローリングを汚す。嫁に怒られシャワーを浴びる。
昼、外は茹だるような暑さと焼け付くような光だが、家の中は涼しい。
扇風機と冷えた黒豆茶が有れば十分だ。
そもそもエアコンが無い。
午後四時頃からヒグラシの大合唱が始まる。
子供の頃、毎夏訪れた根尾村のキャンプ場を思い出す。
夜、森の暗さに畏怖を覚える。
もし今、あの黒い山に分け入ったら、もう帰ることはできないのではないか。
そう思えるほど、圧倒的な存在感で山は夜を支配する。
もっと単純に、電灯の切れた夜道にも不安を覚える。
闇は、怖い。プリミティブだ。
都市に住み慣れ忘れた、動物的な恐怖の本能が少し戻った。
そんな気がする今日この頃。
うらやましい生活を送っておりますねぇ、いいなー。
一宮に帰ってきたらまた皆で集まりましょう。
今年はお盆仕事が忙しくなりそうだけどねー(汗)
盆は帰らんけど9月に帰るんでそのときにでも!