開高健 - 知的な痴的な教養講座
BOOK OFFでとりあえず開高健を見つけたら買っておくかと100円で購入。で、通勤時に読んだらまあ、ニヤニヤが止まらないという、通勤にはおおよそ向かない文庫であった。
中身は80年代の週刊プレイボーイに連載していた短編エッセイ集。
名は体を表すの通り、正に知的な痴的な教養講座としか言いようがない内容。ただし、その純度は病的。性と酒と釣りとメシと戦争と文学と語学と歴史等、あらゆる氏の考察がボーダレスに発散し収束する。その背景に漉き込まれた知識量や経験量に圧倒され、畏怖すら覚えつつ、ニヤニヤが止まらない。そんな作品。
ちなみに平たく書くと、1話目は情事の後の男女の差異について、2話目は男女がベッドの中で発する言葉について、3話目が中国語について、4話目が遇客婚について、という具合で身も蓋もないんだけどね。
中身は80年代の週刊プレイボーイに連載していた短編エッセイ集。
名は体を表すの通り、正に知的な痴的な教養講座としか言いようがない内容。ただし、その純度は病的。性と酒と釣りとメシと戦争と文学と語学と歴史等、あらゆる氏の考察がボーダレスに発散し収束する。その背景に漉き込まれた知識量や経験量に圧倒され、畏怖すら覚えつつ、ニヤニヤが止まらない。そんな作品。
ちなみに平たく書くと、1話目は情事の後の男女の差異について、2話目は男女がベッドの中で発する言葉について、3話目が中国語について、4話目が遇客婚について、という具合で身も蓋もないんだけどね。