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*2画面ファイラの勧め

20110912 010106
何でか知らんが中学生の頃、いや小学生かな、とにかくガキだった頃から2画面ファイラというものを使い続けている。当時はメインメモリは2MBで、CPUは16bitで10MHz、HDDは40MBだった。当時はTF,STF,mintと使ってきて、現在はあふを使っている。

そんな昔から今に至るまで、同じUIを使い続けているのはなんか奇妙だ。一体何が自分をそこまで惹きつけるのか。

  • キーボードのみでファイル操作やファイル閲覧が簡潔に完結
    • 例えばexplorerでもキーのみで全ての操作は可能だけど、簡潔にはならない
    • マウスは疲れる *0
    • 便利なショートカットが多数あり拡張も可能、習熟するにつれ操作が楽になる
  • 操作元と操作先のファイル構成が同時に見える
    • 操作先が見えないと不安なのは僕だけ?
    • 2画面の関係性を生かした操作が可。左右に共通するファイルのみを選択など、
    • マークしたファイルをmp3に変換して他方のフォルダに置くとかも楽勝 *1
  • テキストや画像のビュアが内蔵
    • 意外に重要。毎回エディタやらビュアやら開くのは鬱陶しい
    • 見ながらマークもできるので、選別にも便利

やはり使わざるを得ない理由はあるのだと思う。

ところで、そんな2画面ファイラを凌駕する可能性を秘めているのはzshのようなCUIだと勝手に思っている。しかし、根本的にzshが欠けているものが大きく2つある *2

  • マークの概念の欠如
  • 画像の概念の欠如

まず、ファイルの中身を見ながら、えーと、これとこれは要るわ、あとは全削除っと、みたいな使い方がzshではキツイ、と思う。しかし改善案は思いつかない。そういうときだけdired使うのも癪だ。

あと、画像は現状どうしよもないな。cat hoge.jpgで文字化けした文字列の代わりに画像が端末上に出て、ls --thumbnailでサムネイルが出たら文句ないのだけど。別に規格さえあれば、端末側もシェル側も実装は大して難しい話ではないはず。既にあったりする?え?素直にX使え?御尤もでございます。
*0 : マウスを動かす→カーソルの動きを見る→マウスの動きにフィードバックをかけて調整→これを繰り返して目的の位置にカーソルを持っていく。ひとつのアイコンを選ぶためだけに、どんだけ脳を酷使してるんだって話。キーなら何も考えずに押すだけ。画面を真面目に見る必要なんてない。楽すぎる上に目に優しい
*1 : あふなら、&EACH ffmpeg.exe -i "$P\$F" -ab 192k "$O\$W.mp3" 等とショートカットに振っておく
*2 : 逆にこれ意外はzshで十分

11.09.12 21:28 __dck
自分も2画面ファイラ(同じく今はあふw)をずっと使ってます。ほんとマウス操作に比べて格段に楽ですよね。
11.09.13 00:44 mtm
おおっと、同志発見。
僕の周りには誰も使う人居ないんで、なんでそんなの使ってるの?と不思議がられます。
11.09.13 01:48 __dck
最初の敷居が高いからかなぁ。縁がないと永遠に使わないジャンルのソフトかも。(そういえば、自分が2画面ファイラを使い始めたきっかけが何だったんだろう。。。)
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