昔のPCサウンドをどんどん回顧というか、懐古していくと止まらないものがあります。これに何の意味があるかといえば、何の意味も無いのかもしれませんが、何の意味も無いことほど大事な気もするのです。
SION (C)J.YAMADA【 STAR STREAM 】By Z.NISHIKAWA / HALLY'91
今ではテクニカルライター及びGT-R乗りとして活躍している西川善司氏の作曲。彼はかつてはOh!Xという雑誌で様々な記事を書いてました。同時にコードや音楽も書いておりました。これは、そのOh!Xの付録ディスクに付いていたSIONというゲームの曲です。3Dワイヤーフレームのシューティングゲームで、当時かなりハマりました。
当時はOPMDRVというシャープ純正のOPMを鳴らすだけの貧弱なドライバに、OPMDというOPMの空きレジスタに書かれた値を基にADPCMを鳴らすというドライバを上乗せして、無理やりOPM+ADPCMの音を実現していました。
しかしこれを作曲していた当時、大学院生だったのか!その後、彼はZ-musicというOPMとADPCMとMIDIを統合的に扱え、ゲームの効果音の割り込みなども備えた素晴らしいサウンドドライバを作成して一つのスタンダードを作ったのでした。
曲自体はOPMDRV+OPMDでさらにゲーム中の曲という制約のためもあり、FM7ch+ADPCM1chなのだけど、FMらしい音色がいい味出しています。
DRAGON SABER Area4~地蕈(チジン)~(c)namco1990/By VEYRLEN
ドラゴンセイバーの中でも最も有名な曲でかつ、読めないタイトルでも有名な地蕈。
これは前述の曲と対照的にADPCMも8chまで使ってます。
メトロイドより「エンディング」 Programmed by 池田 修
池田修さんのデータもよく見かけたなあ。安定のクオリティでした。
http://www.youtube.com/watch?v=gQppamJoDqc
B001 GAREGGA Stg A 渓谷上空 BGM composed by さんたるる
MDXの殆どが耳コピであったり、データのコンバートものだったのですが、これは正に原曲。その製作者自らが全曲集をパソ通に流してました。これを聞いた時の衝撃は凄かった。
ガレッガは岐阜高専の頃、帰り道のゲーセンでよくやってました。穂積駅へ向かう縦貫道の途中にあるサファリ、まだあるのかな。懐かしい。