coding, photo, plant and demo

*物理モデル音源のアルゴリズム

synthesizer 20130219 003534
物理モデル音源といえば、VL1だと思ってたけど、もうとっくにソフトシンセでも物理ベースが当たり前になりつつあるらしい。
【DEMO】YAMAHA VL1

http://www.youtube.com/watch?v=OYWxCrz3vmQ


VL1は今見ても面白い。
YAMAHA VL1 Perfect Guide
http://download.yamaha.com/api/asset/file/?language=ja&site=jp.yamaha.com&asset_id=17050


その仕組みは僕にとって謎だったのだけど、シンセサイザの総本山的なスタンフォードのCCRMAのページにかなり詳細な情報が載っていた。

PHYSICAL AUDIO SIGNAL PROCESSING
https://ccrma.stanford.edu/~jos/pasp/pasp.html

これは本当に宝の山だな。

例えば単純な弦の動きをどうモデル化するか。
それだけでもdelay lineを使った具体的な理論や実装が色々載っている。
https://ccrma.stanford.edu/~jos/pasp/Ideal_Plucked_String.html
https://ccrma.stanford.edu/~jos/pasp/Karplus_Strong_Algorithm.html

さらに、
The Synthesis ToolKit in C++ (STK)
https://ccrma.stanford.edu/software/stk/download.html
なるものがあり、様々な楽器のシミュレーションがC++で実装してある。

こりゃ面白いと思って、jsで簡単に試せるような枠組みを作って、弦をシミュレートをしてみたけど、何故だか完全に三味線になってもうた。

http://cygx.mydns.jp/tracker/?id=string
zxcvbnm,qwertyuのキーで音が出ます。

管楽器とかもシミュレートしたら楽しそう。
ブラスっぽい音を作る でシミュレートしてみました。