という本を買った。友人の家に行ったら置いてあったので、ちょっと読んでみたら結構面白かったんだよね。

著者は渋川難破という方でブログはこちら、天鳳というネット麻雀で鳴らした人らしい。

戦術書としても結構面白いんだけど(例えば僕は滅多に後付はしないのだけど、その考え方を改めさせられた)、コラムも面白い。著者の身の上話が主なんだけど、小学生の頃から麻雀に興味を持って、大学では雀荘に通い詰め単位を落としまくり卒業するも就活はせず「世界一の海賊王、いや麻雀王に俺はなる！！」と言って親の猛反対を押し切って上京して *0 、雀荘で働きつつプロ雀士になるやすぐに頭角を表し、近代麻雀で連載を持ったり漫画の闘牌原作をしたり解説をやったり、いやー凄いよこりゃ。麻雀狂過ぎる。

そんな中で惹かれたコラムのひとつが天鳳に関するもの。おそらくその元になったブログのポストが天鳳愛ですが、これを読んじゃうと天鳳をやってみるか、という気になってしまう。

てことで、ネット麻雀なんてやってもロクなことがないのはわかってるのですが、やってみた。しかも課金して。(大学が唯一落とした単位が信号処理で、それは試験時間を間違えて試験中に情報処理室で東風荘を打っていたため。東風荘に目が眩まず試験時間の確認さえしていれば！)

で、鬼打ちして初段まで上げて、上級卓にまで来れた。バカツキだったのか、トップ率が異常に高いけど一般卓だとこんなもんなのかな。こっから特上までが長そうですが。



天鳳の仕組み
http://dora12.com/0/tenho/tenhohelp.php
によると、レート以外に段位制があり、その段位の元となるポイントが減るのはラスを引いた時だけのようです。なので、如何にラスを引かないか、が天鳳では重視されるようです。普通はトップを目指す麻雀をすると思うので、3位争いはそこまで燃えないのですが、天鳳の場合はトップを取るよりもラス回避の方が重要なようです(2着でもポイントは入る)。

あとアンサイクロペディアによると、天鳳は宗教らしい(笑)。やばいな、ハマらないようにしないと！