ポーカー、テキサスホールデムという奴にハマってしまった。
単純ながらも奥が深い。
こうなると色々と自分でも調べたくなってくる。
確率の資料はテキサスホールデムポーカー確率資料集等があるのだけど、やはり自分で計算できた方が融通が効く。ってことでランダムハンドで全ツの簡単なモンテカルロ法のシミュレータを作ってみた。
まず1人プレイ時の成績。
これでランダムハンドでどんな手ができるかが確認できる。ポーカー・ハンドの一覧 - Wikipediaと比べてほぼおなじ値が出ているので、プログラムは大丈夫そうだ。(一応役判定はユニットテストはしているけど)
次に2人でプレイ。
各ホールごとの勝率、期待値も出した。全ツなのでみんな同額賭けている場合の収入の期待値。勝率と期待値は右上半分がSuited(マークが同じ)、左下半分がOff-suited。つまり右上はA2s、左下はA2o。
32sのようなゴミ手でも勝率4割くらいあるんだなー。
次に3人。
勝率は平均33%になるから全体的に下がる。強いホールと弱いホールの格差が上昇している。
期待値はポットが膨らむ分だけ強い手は上昇しているし、逆に弱い手は下がっている。
4人。
さらにその傾向が強くなる。
9人。
さらにその傾向が強くなるとともに、SuitedとOff-suitedの格差が鮮明になってきた。人数が多くなるほど勝つためには強い手が必要でその筆頭がフラッシュということか。参加人数が多ければ43sという一見弱そうな手でも期待値1.05と勝負になってる。
あり得ないけど20人。
勝つには基本ストレート以上という感じか。
Off-suitedだとハイカードのペアじゃないと苦しい状態。
単純に1/20の確率で勝てれば期待値プラスだから、2人のときとは全く違った結果になってくる。
実際はクズカードだと最初から降りてることが多いだろうし、ストレートやフラッシュ狙いはレイズで降ろされることが多いから、実戦にはそんなに関係ないかもしれないけどランダムカードで全ツだとこんなもんなんだな、ということで。
追記: より詳細なデータを 次の記事 にアップしました。
たまたまこのページにたどり着きましたが、参考にさせていただきます。
私はリミットホールデムが趣味なのですが、マイクロステークスだとクズ手のコーリングステーションが割に合わない僕のベットに最後まで着いてきて、リバーで逆転をたびたびされて困っていました。
ランダムハンドに対するこの確率により、僕のプレイの幅が広がりそうです。
本当にありがとうございます。
各ハンドごとの期待値を求めたいと常々思っていましたが、自分はプログラミングが出来ないため、四苦八苦しておりました
眼から鱗です!
6人でのシミュレーション結果も出せますか?よろしければ知りたいのですが…
ヘッズアップ時のランダムハンド対する勝率のランキングを表示したいのですが、どのような式で求めたのか教えていただくことはできませんでしょうか?
よろしくお願いします。