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*巨大化した三つ葉を如何に食すか

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三つ葉、それはセリ科の多年草。
日本古来からある、お吸い物などには欠かせないハーブ。

うちの庭で、その三つ葉の巨大化と勢力圏の拡大が止まらない。
ということで、ちょっと刈り取ることになり、一株試しに切り出してみた。

一株と言っても巨大化しているので使えそうな部分だけでも相当な分量である。捨てるのも勿体無いのでひとまずキッチンに持ってきたけど、正直使い道が分からず途方に暮れる。


いつもは若い芽や茎をお味噌汁とかに入れてネギ代わりに使ってるんだけど、それ以外の使い方は知らないし、そもそもこんなに巨大化した三つ葉って売ってないからレシピも分からない。普通に考えたら成長しすぎた植物は固く筋張っていて食用には向かないわけだが。

敢えてそこにチャレンジしてやろうではないか、ということで最も硬い茎の部分をうまくやれば、僕の好きなフキの煮物のようになるのではないか、という目論見のもと実験してみた。

春野菜ふきの煮物
http://recipe.rakuten.co.jp/category/12-100-83/tips1070

で、面倒なので茹でて麺つゆで味付けるという手抜きをした結果がこれ。


分かったこと
  • 筋張ってる茎はどれだけ煮ても筋張ってる(当たり前)
    • しかし、どれが筋張っているか、見た目でよく分からない
  • 成熟した茎の部分の風味は強すぎる。濃縮されすぎていてエグみに近い
    • しかし、煮過ぎるとせっかくの三つ葉の風味が消えるし、あまり煮ないと硬いという地獄
  • エグミに対抗するために味付けを濃くしたが、濃くしすぎたため三つ葉特有の風味が相殺され、何作ってんだか分かんない状態に

一言で言うと大失敗である。味は濃いので、酒のツマミくらいにはなるのかもしれないが。

で、しばらくしたら残った根っこから新芽がワサワサ生えてきた(写真だと既に結構成長してますが)。

変に有効活用しようと思わず、素直にこれ食ってれば良かったね。
しかし次は漬物にすればなんとかなるんじゃないか、という思いもあり、戦いは始まったばかりである。(完)