Bluboo S1という３方向ベゼルレスの中華スマホが安かったのでネタで買ってみました。1年半以上 Huawei Ascent Mate7を使っていて 、別段大きな不満はなかったんですが、$159.99という値段のあまりの安さに釣られ、うっかりGearBest.comでポチってしまいました。
https://www.gearbest.com/cell-phones/pp_647663.html

なお、送料無料を選択したら届くのに1.5ヵ月かかり、ポチったことを忘れたころに届きました。



このデザインは去年Xiomiが採用してヒットしていたので(Mi Mix)、中華同士の仁義なき戦いということでしょうか、速攻でパクって値段も大幅に安いという。(そんなこといったら、Xiomiだってシャープのパクリかもしれませんが)
http://butsuyoku-gadget.com/xiaomi-mi-mix-review2

Mi Mixは去年の時点で10万円くらいしたんですが、スペックは色々劣るとはいえ、普通に使うに十分なものがあっという間に1.8万円まで落ちてくるとは、まじでこの世界は恐ろしすぎますね。

今まで使っていたMate7と比べると、

機種名	価格(円)	LCD	フロントカメラ画素数	メインメモリ	ストレージ	バッテリー
Ascent Mate7	30k	6"	13M	2GB	16GB	4100mAh
Bluboo S1	18k	5.5”	16M+3M(sub)	4GB	64GB	3500mAh

うん、スペック的には十分。この値段でフロントカメラがデュアルで被写界を浅くするもどきの撮影ができるのは凄いかも。画質はそれなりだけど。

ただ、電波の対応はかなり弱い。DoCoMoの対応周波数だけ抜き出すとMate7よりも弱い。

機種名	FDD-LTE(B1/3/19/21)	WCDMA(B1/6/19)
Ascent Mate7	B1/3/19	B1
Bluboo S1	B1/3	B1

エリアカバー用のB19(800MHz)が抜けているのがきつそう。ちょっと辺鄙なところにいくとアウトかもしれない。

そういう意味ではちゃんと国内向けに出ているスマホは基本はクアッドバンド対応だと思うので、割高でも緊急時の強さという意味ではそこには価値があるのかもしれませんね。グローバルモデルだと世界的によく使うバンドだけをサポートすることになると思うので。

あと、届いて気付いたんですが、外装はさすがに安っぽい。Mate7の方が全然質感が良い。前面背面はガラスで良いんですが側面がなんとも安っぽいんだよね。背面もカメラとの継ぎ目とかがいまいち。すぐに埃がたまる印象。そこらへんはiPhoneやXperiaに慣れてると微妙に感じるかも。ただ、一度さっそく階段で落としてしまったんですが、割れてはないので強度はまあまあありそう。とはいえ、そういう安っぽさも含めて愛でるのが正しい使い方でしょう。


ということでネタ用ですが、しばらく使ってみようかと(SIMはbmobile)。どうせ、普段は家と会社の往復だしなー。


調べると似たような中華スマホが雨後の筍のように発生してるんですな。ほんと、中国の勢い怖すぎ。


SIMカッターは昔買った

を使いました。安いけど、アダプタもやすりもついてるし、今まで2回使ってるけど特に問題なし。


追記(9/19):
しばらく使って思ったことなど。

• 性能は申し分ない。通信も今のところ困らず
• mate7と比べて、バッテリーの持ちは悪い。単純に容量が少ないせいかな

FWのできもありそう

• type C端子がバカなのか充電ができないことがある

同梱のケーブルでは問題ないが、他のケーブルでは接触不良でするっと抜けてしまったり、押さえてないと充電できないことがある。あかんやん

• タッチパネルが稀に反応しなくなる

バイブは発生しているのに、home画面にイベントが届いてないような？FWバグってない？

• 通知用LEDがない

何気に不便

人に勧められるか、と言えば、微妙ですね。
デジタル音痴の自分の親とかには絶対勧められないな。
同じ中華スマホでも、Huaweiやxiomiのような大手とblubooのような無名メーカーだと
カタログスペックに出ない基本的な品質が違うのだな、
と当たり前のことが勉強になりました。