*青春の残滓を振り返る

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10代にその全てを費やし夢中になったものを青春と定義しよう。

さすれば、私の青春はコンピューターであった。
それは青春というより、宗教ですらあったかもしれない。

当時、80年代前中期あたりからは群雄割拠の時代を終え、NEC,富士通,シャープのパソコンが御三家と呼ばれる時代に突入していた。ユーザーは自分の所有する機械やメーカーに愛着と誇りを持っていた時代だ。
まだ、パソコンは道具としては未完成であり、完全に趣味の機械であった。数十KBの庭で貧弱なBASICを覚え簡単なゲームを作っていた牧歌的な時代だ。

そういった趣味の時代であったからこそ、より自分の機械に愛着を覚え、それを使いこなそうと皆頑張ったのである。如何に機械の限界を超えるか。制限のある環境で如何に新しいことをするか。そういったことに血道を上げていたのである。

そういった中で一際エポックメイキングだったのがMZ-700のゼビウスである。MZ-700は文字しか出せないショボイハードの烙印を捺されていた機種ではあった。しかし、その上で当時の先端のパソコンにトータルで引けをとらないような完成度でゼビウスをMZ-700に移植した人が現れたのである。そんなことは誰もができると思っていなかったため、お祭り騒ぎになり雑誌Oh!Xでは「MZ-700に不可能はない」という特集が組まれるまでに至った。

これはプログラムに限らず、技術やスポーツについても同じことが言えるだろう。無理だと、不可能だと思われていたものが可能になる。その奇跡と思われるような事実を目の当たりにしたときに起きる自分の価値観の転覆が興奮や希望を生むのである。

という話をなぜいきなり書いたかというと、そのゼビウスの作者である古籏一浩さんからサイン入りの本を戴いてしまったからである!
去年の暮れに戴いたのだけど、実家のOh!MZと並べたかったので遅くなってしまった。

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古籏さんは現在はOpenSpaceというHTML関係の情報を集約したサイトを運営しています。
有名なサイトなので調べ物をする際に検索エンジン等に引っかかり、お世話になったことがある人は多いでしょう。

戴いた本もHTML/CSS/JSの改訂第5版まで出る有名なリファレンス本です。といいつつ、自分はリファレンス本を一切買わないので初見でしたが、ただのリファレンスではなく、実地で調べたブラウザの対応状況なども併記してあるのが便利です。ベンダーが勝手に拡張したイベントなども網羅してあるのが凄い。HTML5だCSS3だの言うけど、ブラウザや機種によって全然対応状況も挙動も違うので、こういった形でまとまっているのは嬉しい。



しかし、久しぶりに昔の雑誌を読むと面白い。
せっかく実家から古雑誌を持ってきたことだし、Oh!MZの1987年1月号、今から丁度4半世紀前の内容を少し張っておこう。そこには青春の残滓がまだ青々と残っている。

まずは表紙。
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X68000の発売予告があり、ちょうどシャープ党のOh!MZ誌ではMC68000の特集が組まれてた。胸アツである。新機種が発売されるからといって、新機種に搭載されるMPUの特集を一パソコン誌が組んでしまうのである。時代だね。

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当然、特集はピン配置から始まる。へー、データ転送ACKが10ピンで負論理かぁ。ってパソコン作る側にしか要らない情報だろこれ!って突っ込みそうになりますが、こういう情報が重要なんです。ピン配置がなければ新機種のワクワク感が半減です。その後、レジスタ構成、アドレッシングモード、命令セット、例外処理と続きます。こうなってくると、付録にデータシート付ければいいじゃん、という気さえしてきますね。
ちなみに記事を書いているのは、桑野雅彦さんです。トラ技で今も見かけますね。最近はPSoCにはまってたようです。






適当に表紙からめくっていくと、めくるめく8bit時代の広告が!
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SuperMZことMZ-2500。MZ-80B持ちの僕からすれば憧れでした。マジで欲しかった。

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目次。なぜだか右上で石の紹介。今月はV30を紹介。

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発売前のX68000の広告。「夢を超えた。」この一言がたまらんね。夢が詰まっている。

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X1Gの広告。「狙いすました 遊ハンター X1G新登場」。謎過ぎる。

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ShogunっていうX1向けのワープロソフト。あったなあ。

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ファルコムのロマンシアに、テクノソフト!テクノソフトってどうなったんだろう。ってもう潰れてた。シューターにはサンダーフォースでお馴染みでしたが。

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Oh!MZ特有のバリバリ現象により、紙面が空中分解してしまった…。御なじみの光景ですがなんで今までバリバリになっていなかったのかというと、この本は10年以上前に草の根ネットCUREC-NETで知り合った方に譲っていただいて、そのまま開きもせずに保管していたからです。めちゃくちゃ保管状態が良かったのに、ここに来て空中分化してしまい無念。

で、このページは、今年を代表するゲームを決めよう、という企画のノミネート作品一覧。
ザナドゥが強いって書いてある。が、今ザナドゥなんて誰も知らないよな。しかし、他のウィザードリィ、三国志、A列車で行こう、といったノミネートが豪華すぎる。今でも続くような名作がこの80年代後半に続々と生まれたんだよな、けど当時はザナドゥが人気だったのか、と振り返ると感慨深い。

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ザ・68Kマシン。どれだけ68Kが好きなんでしょうか。
LisaやらMacやらAMIGAやら。次のページにはSunやNEWSが載ってるけど割愛。

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有田隆也先生(現在は名古屋大学教授)の知能機械概論が第2回目だった。
卒論で、ランギーという仮想動物モデルを作り、それが言語を獲得していく様子を書いたという話。みんな出鱈目にモノにシンボルに付け発信するけど、徐々に仲間内で通じる共通のシンボルに落ち着く実験結果について書いてあるが、普通に今読んでも面白い。というか、当時は読んでも意味分らんかった。

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吉田幸一とか懐かしい。
荻窪圭の別名だったんですな。氏の名前はネットのデジカメ関係でよく拝見しますが、最近の肩書きは猫写真家なのか。これはウィザードリィのレビューだけど、これも今読んでも面白い。文才あります。

*袋田の滝

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JR東日本のスリーデーパスで1日余った。暇だし久しぶりにぶらりと一人旅でもしようかなと思ったら、嫁が「袋田の滝にでも行ったら?」との情報提供。

袋田の滝 、よく知らんが日本三台名瀑のひとつらしい。距離も程よいので行くことにした。

常磐線 まで水戸まで行き、 水郡線 で袋田まで。水戸は意外と都会だった。水戸は駅ビルが充実してる。
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水郡線は単線でワンマン、ディーゼル。ひとふた駅も行けば長閑な田舎の風景になる。
袋田の駅から滝までは3km程。バスも出ているけど徒歩で向かうことにした。時間は昼過ぎ。軽く歩いたほうがご飯がおいしい。

道中の川が半分凍っていた。厳冬期の袋田の滝は凍るようだが、今日はどうなんだろうか。
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しばらく標識に従い歩くと派手というか蕎麦屋の看板の群れに遭遇した。
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そろそろ何か腹に入れたいが…しかしこの景観はどうにかならんもんかね、と、どの店にしようかうろうろしようとしたら、最も手前の蕎麦屋のおっちゃんが「うちはそばもこんにゃくも手作りだ!」等と味への自信等の営業トーク。その強烈な客引きに負けて店内に引き込まれる。

おろし ざるそば大盛りを頼んだ。1200円。
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蕎麦はいかにも手作りと言う愚直な美味しさがあった。麺が太く短めに切ってあり、蕎麦らしからぬ食べ応えもあった。そして、サービスで付けてくれた刺身こんにゃくが旨かった!蒟蒻ってこんなに旨いものだったのか。ちょっと感動した。土産屋で知ったが、袋田って蒟蒻が名産品だったらしい。土産屋でゆずこんにゃく等を試食したけど、絶品だった。取り寄せたい。

ところで蕎麦屋には先客がいた。30代半ばと思しき男4人組みが一番搾りを飲んで地元トークを繰り広げていた。運転手だけ飲んでないのかなあ、と思ったら勘定の後、皆それぞれが単車で去っていった。流石茨城である。

滝に近づいていくと徐々にお土産屋や旅館が増えてきて、観光地っぽい雰囲気になってくる。
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300円の入場料を払い、展望台へ向かうトンネルへ。
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滝はかなり巨大なので、展望するポイントが多数ある。
最初のポイントはこれ。
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え?なにこれ?滝どころか水もないじゃん!凄まじいガッカリ感。

大丈夫かこの観光地?と思いつつ次のスポットへ。
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なんかきたー!ってことで、ここからが滝が展望できるスポットだったようだ。大部分が凍っているが、流れている部分もある。これはこれで面白い。
上から滝を俯瞰することもできる。
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高さ120m高さ73mということで、スケールでは日本の中では圧倒的なのでは。少なくとも三大名瀑に数えられる華厳の滝よりは遥かに印象的。水量が多い春先や紅葉の季節にもう一度見に行きたい。


しかし観光資源としてはかなり良いのだと思うのだけど、周辺の寂れっぷりが若干心配になった。

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車の往来はある場所なのに潰れて廃屋と化した物件が多い。滝に近い部分は栄えているのだけど、滝から離れるほど枯れた観光施設が増える(写真は民家っぽい廃屋も入ってますが)。観光資源もあり、集客力もそれなりにあるように思えるのだが、少し離れるとかつての栄華を連想させるような建物が朽ちている。なんとも不思議な光景だ。

例えば以前より集客が減ったという経済的な要因もあるのだろうけど、おそらく跡取りが居ないという問題もあるんだろうね。先の蕎麦屋でも60過ぎの夫婦で切り盛りしていたが、おそらくどちらかが亡くなったらお店は継続できないだろう。仮に今まで収支が合っていたとしても店を畳むしかない。息子が居たとしても、都会に既に経済基盤が移っていたら戻ってはこれないだろう。

とはいえ過疎化は田舎の経済が崩壊しているのが大きな原因であるから、全ては経済の問題に置き換えてよいのかもしれない。となると日本経済の構造上の問題で、もはや見守ることしかできないことになる。唯一できるのは、観光地でできるだけお金を落とすことくらいか。

地方観光スポットが10年20年30年後、どうなるのか気になるところです。俺らが無事老後までたどり着けたとしても、国内に観光するところがねーよ!ということにはなりたくないからね。一億総廃墟マニアになればいいのかもしれんけど。

そんなことを考えながら、滝から駅へ戻る道を歩いていたら、蕎麦屋を通り過ぎるときに、おっちゃんたちがわざわざ店から出てきて、気をつけてなー、と声をかけてくれた。驚くと同時に嬉しかった。一人で旅していると、こういう何気ない人情が身に染みる。


ということで、明日は青森に行ってくる。別にそんなつもりはなかったのだけど、青森は全国で人口流失ワーストという地方経済の最先端を行くところらしいので *0 、そこで何が起きているのか知りたいと思う。ってただ街ぶらついて飯くって風呂入るだけですが。
*0 : chakurikiに「有効求人倍率と年間所得の低さと自殺者数の割合を考えれば、一生青森で生きていくほうが逆に難しくなってきている。」とまで自虐的に書かれていて笑ってしもうた

*謹賀新年

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結婚して2年目の年始年末。新居に越してから最初の年越し。
単なる日記を書いてみる。

29日に朝8時半から大掃除開始。
賃貸と比べると床も窓も大幅に増えたせいで予想以上に時間がかかり、掃除が完了したのが夕方。

19時半頃に車で自分の実家(愛知県一宮市)へ出発。ガソリンを満タンにしようと行きつけのガソリンスタンドに行ったら、ウォッシャー液の補充をサービスでやりますよ、ついでに点検もやります、とのこと。そりゃ良いね、とお願いする。

すると「エンジンオイルが下限ギリギリですよ!」と言われる。確かにぎりぎりだった。けど、この前自分で点検したときはあったんだけどなあ。8月に中古とはいえ買ったばかりで、そのときにエンジンオイルの点検もされているはずなのだが…と若干おかしいな、と思いつつも、これから長旅だしトラブルがあったら最悪なのでエンジンオイルを交換してもらう。道中で杉並区に居る妹を拾うのも遅れるが、まあいいや。

じゃあエンジンオイル交換を待つか、と思ったら、「ATFもマジやばいっすよ!」とのこと。本来、澄んだ赤のはずが、ドス黒い赤褐色にまで逝っている。むむ、10・15モード燃費では20km/lのはずなのに、街乗りとはいえ12km/lしか出ない上に妙に加速が悪いし、ノッキングような不自然な挙動があって困っていたんだけど、これのことか!じゃあこれもお願いします!

しかしさらなる提言があった。「冷却水もかなりやばいですよ!交換しないとまずいです」次から次へと問題が出てくるなあ。もはやこうなってくると、僕が車について詳しく知らないから、とりあえず全部金が取れるだけ取ってやろうということなのではないか、と勘ぐりたくもなるが、車の調子が悪いのは事実なので諦めてこれもお願いした。

結果から言うと、車の調子はかなり改善した。アクセルを踏み込んだときの挙動が良くなった。燃費も高速を主に走ったのもあり街乗り主体だとどうなるか分からないが、今のところ17km/lは出ているようだ。

しかし、もっと自分で点検できるようにならないとだめだなこりゃ。実家だと車検だけで家で何かをする必要はなかった気がするけど、やはり中古車を買う場合はある程度知識がないとダメかもしれん。

ということで、かなり時間をロスったが三郷から首都高に乗り幡ヶ谷で降り、杉並区の妹を拾って東京から東名へ。自宅までナビに任せていたら、東名から途中で名古屋高速に入り、一宮東で下車することに。深夜3時頃の名古屋高速は対向車も殆ど無く、まるでゲームのような世界であった。

ちなみに運転は嫁と交代で行ったが、かなり性格の違いが出ることが分かった。基本二人共追い越し車線を走るのだけど、僕は煽られて道を譲ることが多々あるのに対し、嫁は煽っているわけでもないのに、どんどん前の車が道を譲ってくれるのである。速度的には殆ど変わらないと思うのだけど、それ以外にハンドルとアクセルワークによる自己表現に大きな違いがあるということだろうか。

自分の実家で二泊。

相変わらず親父がいろんな図書館から総計120冊以上の本を借りてきてた。ちゃんと嫁の趣味( 持統天皇 )も把握してて、食いつくような本を借りてきているのはえらい。
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あと親父が相変わらずポケコン(FX-890P)でプログラムをしていた。そして驚愕の外部記憶装置を使っていた。紙です。というか手書きですね。ポケコンのコードを手書きで紙に写しているのは、世界広しといえども最早うちの親父くらいではなかろうか。
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一宮名物モーニング(コーヒーを頼むと色々付いてくる奴)
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イスラエル好きの親父お気に入りのメノラー
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妹がもうすぐ住むことになるJR東海の社宅、のオドロオドロしい風呂。もうすぐ取り壊されるらしいが。
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で、元日に嫁の実家へ向かうべく、12時半頃に家を出発。ここでガソリンの残りが少ないことに気づく。下道でガソリンスタンドを探すものの休みばかりだったので諦めて東名へ。

上郷までガソリンスタンドはないのだが、まあ、持つだろう、とタカを括っていたら、上郷SAに到着時にエンプティーランプが点滅しだすというギリギリ振り。ランプが点滅してからも結構走れるらしいとは知っていたけど、それでも点滅しだすと焦ります。

あとは東名が事故渋滞やら自然渋滞やらで、かなりの時間のロス。どうやら中央道で帰るのが正解だったらしい。

夕飯に滑りこみ、ドンペリをいただき、知可良をいただき、千尋をいただき、なんか色々飲んだけど最近は嫁にあまり飲むなと言われているので、いつもと比べあまり飲まず終了。
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翌日、箱根駅伝を見つつ麻雀をし、嫁の実家にて初勝利を手にする(去年はマイナスだった)。義弟がかなり上手くなってた。そして、僕は点数計算をかなり忘れていた。初配牌は四筒が暗刻だった以外には、面白みのないものであった。
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12.01.11 02:30 うき
麻雀したくなったじゃないかよ!
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*最近読んだ本

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山本周五郎 - 樅ノ木は残った

こりゃ傑作だ。司馬遼太郎が歴史から真実をもぎ取る小説家とすれば *0 、山本周五郎は歴史から情を絞り出す小説家とでもいうべきか。けど決定的に違うのは、山本周五郎は良い意味で大衆小説家だということだ。喜怒哀楽の要所を押さえた展開は速く、娯楽としても一級品だ。日本人なら誰でも読んで楽しめるような普遍的な間口の広いエンターテイメント性がある。

しかし、読後違和感が残った。原田甲斐、彼の戦略はそもそも大局的に無理があったとしか思えない。だって、これじゃああんまりだろ。浮かばれなさすぎる。この虚無感こそがこの小説の真髄なのかもしれんけど。

山本周五郎 - さぶ

これも傑作だった。やっぱ人間、情に生きてるんだよな。いくら、人間の脳や意識は理論上は計算機でシミュレート可能だと信じて止まないイーガン厨の僕であっても、情というバグだらけの不安定なOSで動いていることには変わりない。そういう意味で、泣かせてくれる良い作品は対人exploit codeと言える。

グレッグ・イーガン - プランクダイブ

というわけでイーガンの短編集。他の大作の下敷きとなった話もあるので、少し損した気分もするけど、良作揃いなので問題なし。イーガンの小説の魅力は彼が如何にブっとんだ概念を頭に持っているか、その片鱗を知ることなのではないかと思う。

そういう意味ではこの本では、生命が情報化され複製や変更が容易になったときの命への考え方の変化、がカルチャーショックだった。最初に出てくる「シミュレーション上の生命を消すことを本気で罪と感じる人」とか、プランクダイブの「真理を求めるために死を全く恐れない人」とかね、最初理解に苦しんだ。

自分の命がいくらでも複製可能で、どこにでも転送可能になったとしたら、自分は自分の命の価値をどう感じるのだろうか。DVDのメディア1枚くらいかな。

ロバート・A・ハインライン - 夏への扉

えらく古いSFを読んでしまった。1956刊行。1956年の人が思い描く2000年の未来都市。それを2011年の僕が読む。それ自体が何だかSFチック。
それはさておき、Back To The Future的爽快感の味わえる良作でした。前半は古くささと浮ついた翻訳に若干辟易しましたが、後半はそれがいい味と思えるくらい世界観にハマります。
*0 : 異論はありそうですが

11.11.25 00:31 owotake
>もみの木
 高度成長期の社畜のバイブルとかんがえると、また違った視点が開けるかと。
 これをベースに、ダウナー系が虚空遍歴、アッパー系がながい坂ですかね>next周五郎
>プランクダイブ
 面白くよんだ。たいがい同意だけど、情報的存在になったら物理的実在に興味なくなるかも
 ってのも含めて、なんか新鮮さがたりない気もした。んーー。
>夏への扉
 スターシップ・トゥルーパーズの原作者の、至高の読了感の名作ですな。
 確かに迷訳。メイドロボならぬ「ぶんか女中」器とかもはやなにそれとしか。
11.11.26 10:41 mtm
>もみの木
社畜のバイブルだったのか!なんだか凄く納得できるw
戦国時代だったらこういった自己犠牲的戦略が期待値が高かったかもだけど、
時代変わればバカを見るという感じか。
社畜も昔はモーレツ的な意味があった気がするけど、最近はフリーライダー的意味が強い気がする。

>プランクダイブ
イーガンのは最新の短篇集というわけでもないから、しょうがないかな、と思った。
ディアスポラの枠を超えたSFは出ないのかなー。

>夏への扉
SFとしてどうかというより話が面白かったね。他のも読んでみる。
11.11.26 20:35 owotake
フリーライドもらくじゃないってとこかね。

HMZ-T1がすげーほしい今日この頃。久々に未来を感じさせるナイスアイテム。
一日中かぶってたらちょっとイーガン世界に近づける!わけないか。
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