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*これからの「正義」の話をしよう、グリーンゾーン、など

book 20100811 024856
三行でまとめる覚え書き。

ユーゴスラビア現代史


以前紹介した 2chのスレ に触発され、泥沼の内戦・紛争はなぜ起こるのかが知りたかった。
結局のところ、どんなに複雑な歴史の下での争いも根底は貧困と不公平感にあるということと、一度拗れたものを元に戻すのは不可能に近いってことだ。日本と韓国も地続きだったら、これは人ごとじゃなかったんじゃないかな。
★★☆☆☆ ユーゴに興味があればお薦め。

これからの「正義」の話をしよう


タイトルを見て、正義を語るなんて中二病もいいところだと思ったが予想以上の良本だった。
ベンサムの 功利主義 、ハイエクやフリードマン等の リバタリアニズムカント の道徳、 ジョン・ロールズ の正義論、 アリストテレス のテロス、筆者が唱える コミュニタリアン 、それらを分かりやすく例を上げなら各々の主張を解説する本。個人的には正義とは正義を定義しないことだと思うが、世の中の正義に学ぶのは悪くないと思った。
★★★★★

グリーンゾーン


映画を見て イラクと米国の占領政策に興味を持ち購入。
読んでみたら、政策よりも巨大プロジェクトの大失敗という観点で非常に面白い読み物だった。経営者やプロジェクトマネージャは反面教師として読んだらいいと思う。
これによると、イラク戦争には2008年の時点で50兆円、最終的には戦後の恩給も含めれば300兆円の経費がかかるらしいが、その結果がイラクをより混乱させただけというのが恐ろしい。そういや日本も結構な額を負担させられてるんだよな。
★★★★★