NEX-5Rと標準ズームレンズ(3.5-5.6/16mm-50mm)を持参、三脚は無し、レリーズも無し。激しく斜めになっている土手からの撮影だから、三脚はマトモに使えない。ちなみに土手といえども有料席を取ってます。無料席だと席取りが大変ですし、そもそも正面は全部有料なので。
今年はこんな設定で撮ってみた。
- カメラは手+膝の上に置いて固定
- 手で固定するだけだとブレやすい
- シャッター速度 2秒
- もっと長く撮りたいのだけど、これ以上長くするとブレるリスクが高い
- 当たり前だけど、シャッターボタンを押し込んだら撮り終わるまで押しっぱなしで
- マニュアルフォーカスで事前にピントを合わせる
- F8.0, ISO100
- 2秒だと相当絞らないと真っ白になりかねない
- もっと絞っても良かった (F8でも派手に花火が重なると露出オーバー)
- 絞り気味にとって、現像時に明るさを補正が正解だった
- ISOはRAWで撮っていれば関係ないけど、プレビューする上では大事
- 焦点距離は16mm
- この花火大会は本当に目の前の川岸から打ち上げるので、もっと広角でも良い
- 少し下流で同時に三郷の花火大会もあるので、それを同時に収めようと思ったら、もっと広角が必要。または流山は正面から撮るのは諦めて、さらに上流から撮るか
- RAWで撮影
- 花火だと慣れてくれば露出をそんなに外さないためJPGでも良いかも
- RAWの方がJPGより容量が大きくSDへの書き出しに時間がかかるので、シャッターチャンスという点では連写しやすいJPGに軍配が上がる
もっと解像するレンズが欲しいと思ったのだけど、よく考えたら手持ちの時点でこれ以上レンズを良くしてもきっと意味が無いのかな、と。三脚なしだとやはりブレるのでごちゃごちゃしたスターマイン(連発)はそれっぽく撮れても、単発の花火の軌跡を綺麗に撮るのは相当な運が良くないと無理ぽい。
しかしいつも思うのだけど本当に凄いのは、人間は自動的にこの処理が難しい花火を最高に美しい画像として脳内に結像する能力を持っているってこと。歩きながらでも花火を美しく認識できる人間の処理能力にカメラが追いつくことは可能なのか、デジタルイメージングの先はまだ長いな、と思ったり。
1年後は10mmで撮りました。
参考
花火撮影講座・初級編
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